本日は“競合が弱い市場を狙おうね”
という内容についてお伝えしていきます。
もっと具体的に言いますと
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初級者の方は売上の上限値が高くなくても
競合が弱い市場の方が利益を積み上げやすい
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というお話です。
よく商品リサーチに関する質問で、
売れている商品と同じものを売って
売れるんですか?というものがあります。
初心者の方に多いのですが
この質問をされる方は前提条件として
・商品はカスタムせず既製品を売る
・売れている商品と同じ(であろう)商品は
1688などで入手はできる
・商品ページ作成はそこそこのものを作れる
・広告の使用方法なども知識はある
という状態の方が多いです。
要は、同じものを後発で販売する。
商品の見せ方はそれなりにできるけど
競合に比べてレビューも溜まっていないし、
いろんなキーワードにおいて検索順位も不利。
勝てる自信がないけど参入した方が良いの?
という事です。
これは、自信がないなら参入しない方が良いですね。
ただ、既製品で少数で仕入れ販売が出来るため
金銭的なリスクは少ないので、
“自信がある状態にして参入しましょう”
が私の答えになります。
商品がそのままなので、自信がある状態にする
ために出来ることは限られていて1つだけです。
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競合に勝つポイントを見つける
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これです。
いくつか方法がありますが、
その中でも一番簡単な方法は
“競合が弱い市場を狙う事”
になります。
例えば、前回【最近の商品リサーチポイント】
の時にお伝えしたバレエ用タイツを例にとります。
「バレエ」のランキング上位でタイツは1,2,5位。
1位の商品は日本製で、ランキングから予想すると
月間販売数は400~500くらいでしょう。
※2021年8月7日現在、自社統計による予想です
1位がこの程度の売れ数や売上で
競合数も少ない為、ここは
参入しやすそうな気がします。
そうは言ってもビジネスとして成り立たない
レベルの規模感だと参入しても意味がありませんので
簡単な計算をしてみます。
1位の商品に関して、売上としては大きくありませんが
利益率30%とすると月利は16万~20万円です。
ちなみに現時点で画像は4枚だけ。
テキストも入っておらず良さも伝わりにくい。
A+(商品紹介コンテンツ)も文字だけで
訴求力としては画像がない分弱いです。
1位と言っても
ひっくり返せる可能性はありそうです。
2位の商品は中国製で1688からも
仕入れられそうな感じです。
画像は7枚ありますが、
ただ切り取って貼り付けたような
商品の良さは伝わらない内容です。
画像というのはネット通販の”肝”になる部分
ですので、これが少なかったりレベルが低いと
いうのは接客が下手な販売員をお店に置いている
ようなものです。
私たちも非常に気を遣う部分ですので
会員様に対しては優秀なデザイナーさんを
ご紹介させて頂いておりますが、
上記のレベルくらいでしたら
手頃な業者でもこれ以上のものは
簡単に作成可能かと思います。
5位は画像が5枚で訴求も弱いです。
勝てるかどうかはやってみないと分かりませんが
挑戦してみる価値はありそうですね。
上記は純粋に、競合の商品ページの
主に画像枚数と訴求力だけを見て
強さを判断しました。
商品名や商品仕様、検索キーワードなど
画像以外にももちろん基本は押さえておく
必要がありますが、逆に言うとそれができれば
かなり見込みはあると思います。
規模は小さいけど競合が弱い市場という事で
今回はバレエタイツを例にお伝えしました。
さらにもう少し武器を足すとしたら
社会的信用を加える方法が簡単なのですが
これには7つのパターンがあります。
ちなみに、最近のAmazonで売れている商品は
この社会的信用を謳うやり方がかなり目立ちます。
それくらい効果が大きいのが手法なのですが
それはまた次回お伝えしていきますね。
それではまた次回も一生懸命
お役に立てそうな情報を書いていきますので
ご覧いただけると嬉しいです。