国内販売ノウハウ

初心者必見!Amazon販売で外国から輸入してはいけない商品まとめ

せっかく良い商品を見つけても、仕入れができなかったらガッカリですよね。

たくさん仕入れたのに中国の税関でストップ!なんてこともありますので、仕入れてはいけないものはしっかり把握しておきましょう。

はじめに(輸入に関する心構え)

まず注意しておきたいのは、税関でのチェックは少量であればスルーされることが多いということです。

ちょっとだけ仕入れて売る→大丈夫
売れたのでたくさん仕入れた→危険!

最初は大丈夫だったからといって、油断すると大きなペナルティが課されることがありますので気をつけてください。

Amazon輸入の注意点

輸入禁止の商品が税関で止まってしまった場合

まず荷物の配送がいったん止まり、そこでさらに細かな検査を受けます。

そしてアウトだった商品は焼却処分されます。

商品の購入費や輸送費はもちろん還ってきません。
さらに処分にかかる費用や処理場までの運賃、一時保管料などはこちらが負担することになるので、大型の発注が止められた場合は大きなダメージになります。

海外からの輸入が禁止されているもの

以下の内容を把握する事は、Amazon販売を利用するだけでなく、全ての輸入ビジネスに関わる方が理解しておきたい、必須項目とも言えます。

輸入、輸出、貿易に関わる方が覚えておきたい内容なので、しっかり把握しておきましょう。

関税法等で輸入が禁止されているもの

  • 麻薬、向精神薬、大麻、あへん、けしがら、覚せい剤、あへん吸煙具
  • 指定薬物(医療等の用途に供するために輸入するものを除く。)
  • けん銃、小銃、機関銃、砲、これらの銃砲弾及びけん銃部品
  • 爆発物
  • 火薬類
  • 化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律第2条第3項に規定する特定物質
  • 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第6条第20項に規定する一種病原体等及び同条第21項に規定する二種病原体等
  • 貨幣、紙幣、銀行券、印紙、郵便切手又は有価証券の偽造品、変造品、模造品及び偽造カード(生カードを含む)
  • 公安又は風俗を害すべき書籍、図画、彫刻物その他の物品
  • 児童ポルノ
  • 特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、回路配置利用権又は育成者権を侵害する物品
  • 不正競争防止法第2条第1項第1号から第3号まで又は第10号から第12号までに掲げる行為を組成する物品

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そもそもどうやって入手したらいいかわからないものばかりですが、「日本円のデザインをしたメモ帳」を輸入した際にストップがかかったケースもあるようです。

なお、知的財産権については別の記事でも取り扱っているのでそちらを参考にしてください。
>>知的財産権の記事

ワシントン条約で輸入が禁止されているもの

  • サル類:テナガザル、チンパンジー、キツネザル、スローロリス
  • オウム類:ミカドボウシインコ、コンゴウインコ
  • 植物:パフィオペディルム属のラン
  • その他:アジアアロワナ、マダガスカルホシガメ加工品・製品
  • 毛皮・敷物:トラ、ヒョウ、ジャガー、チーター、ヴィクーニャ(ラクダ)
  • 皮革製品(ハンドバッグ、ベルト、財布等):アメリカワニ、シャムワニ、アフリカクチナガワニ、クロカイマン、インドニシキヘビ、オーストリッチ
  • ギターなどの木製部品を使用する製品:マホガニー
  • 象牙製品:インドゾウ、アフリカゾウ
  • はく製・標本:オジロワシ、ハヤブサ、ウミガメ
  • アクセサリー:トラ・ヒョウの爪、サイの角
  • その他:漢方薬(虎骨、麝香、木香を含むもの)

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生物はそもそも仕入れができないと思いますが、象牙や鼈甲(亀の甲羅)のアクセサリーなどもこれに抵触するので注意が必要です。

最近では古い木材を使ったギターがアウトになったケースがあります。

仕入れが規制されているもの

前項の商品は仕入れようと思ってもなかなか難しいものばかりでした。

しかしこちらの商品は、仕入れが容易なものが多いので要注意です。

Amazonや、国内物販であればおなじみのモノも多いので気を付けましょう。

食品衛生法の対象になるもの

  • 食品全般
  • 間接的に口に入るもの(食器など)
  • 対象年齢6歳未満のおもちゃ

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Amazon販売においては一番注意が必要なものです。

直接あるいは間接的に口に入るものは、成分表示をしっかりしたものでないと輸入ができません。
おもちゃは小さい子供がなんでも口に入れるからですね。

こちらは厚生労働省で手続きをすれば輸入ができるようになります。
その際に商品の成分表示を求められるため、鉄器などは比較的容易ですが、プラスチック製品などは様々な材料の化合物ですので申請は難しくなります。

繰り返すようですが、少しの輸入なら問題なくできることが多いですが、たくさん輸入した時が危ないんですよ!

薬事法の対象になるもの

  • 頭髪用化粧品
  • 養毛料
  • 頭皮料
  • 染毛料、ヘアカラーリンス、ヘアカラースティック
  • 洗髪料
  • 化粧品全般(ネイル用品は可)
  • ボディパウダー
  • 入浴剤
  • ベビーオイル、ベビーパウダー
  • メガネ・度入りのサングラス

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最近ではマッサージ機も該当するようになったので、ツボ押し機などを取り扱う際には注意が必要です。

Amazon販売で輸入してはならない商品 まとめ

国内物販であれば、あまり気にする必要が無いモノが、貿易、輸出入においては、色々気を付けるポイントが多いです。

いくら売れ筋になったとしても、こういったリスクが常にある商品は危険です。
問題のない商品を選んで仕入れていきましょうね。

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