売上はあげたい!だけどできれば商品数は少なくしたい!極端な話、1つの商品で毎月1億円売れてくれれば最高です。
今回はそんな「大ロットでの卸売」のヒントになる商品を紹介します。
販売した商品の紹介
今回紹介するのはこちらの商品です。
「ちょこっとオアシス」という商品で、筆箱ほどの大きさのケースを開けると吸水性の高い布が蛇腹状に入っています。
ここに水を入れると蒸発し、周辺に加湿器と同じ効果をもたらす、というものです。
これがなんと1回の取引で7,800個も売れました!
販売単価:1,520円
販売総額:1,520×7,800=1,1586,000円
(原価は単価の2〜3割です)
1取引で1,000万円を超えれば申し分ありませんね。
このような商品を扱うためにはどうしたらいいのでしょうか?
7800個も卸売販売した経緯
購入した相手は外国
まず販売先は日本ではありません。台湾の大手航空会社です。
最初は2つ発注があったのですが、その後社員やお客様へのギフトにしたいと直接連絡があり、7800個の発注が入りました。
プラットフォームは中国
販売ページの画像を見ても分かる通り、この商品は日本で販売していたのではありません。
中国、それも最大手ECサイト「タオバオ」で販売していたものです。
なぜこんなことが起きるのか?
中国のECサイトは、中国人だけが利用しているわけではありません。「世界の工場」と言われるように、中国には世界中からバイヤー(商品を仕入れる人)が訪れます。
そのため中国で商品を販売することは、世界中で販売しているのと同じことになります。
そこでこのようなビックチャンスも生まれるわけですね。
中国で商品を販売するにはどうすればいい?
展示会へ出品する
中国では毎月様々な展示会が行われていて、そこには多くのバイヤーが集まります。
500や1,000のロットは当たり前なので、契約が取れれば大きな額になります。
ブースの出店にはもちろんお金が必要です。物販オンライ大学が広州交易会に出店した際には約300万円かかりました。
アリババ・タオバオへ出店する
ECサイトへの出店も王道ですね。7800個売れた商品はタオバオで出店していたものです。
ただし最近は外国人の出店が厳しくなっている他、お客様から電話でのお問い合わせが非常に多いため、中国語の出来るスタッフを常駐させておく必要があります。
小規模事業で中国に卸売販売をするコツ
中国販売にチャンスがあるのはわかりましたが、個人で事業をされている方には少々ハードルが高いと言えます。
お金や人脈が必要になるので、すでにうまくいっている組織の力を借りるのが良いでしょう。
例えば物販オンライン大学では、中国の交易会にブースを借り、何人かの人間でシェアすることで負担を軽くしています。
また、以前から物販オンライン大学はタオバオ・アリババに出品をしているため、その店舗で塾生の商品を販売してもいます。
失敗しても金銭的なリスクは非常に低いため、塾生にも好評をいただいています。
まとめ
中国の市場にはたくさんのチャンスが眠っています。
一人で挑戦するにはハードルが高いので、チームで取り組めるところを探して一緒に売上を上げていきましょう!