Amazon スポンサープロダクト
商品を売り始めた頃は検索順位が低いため、なかなか販売が伸びません。しかし検索順位を上げるには売れる必要があります。
そこで必要になってくるのが”広告”です。
今回はその中でも最も基礎的な「スポンサープロダクト」についてご説明していきます
アマゾン スポンサープロダクトとは?
Amazonの商品を検索していると、「スポンサープロダクト」と小さく書かれた表示が出ます。
これはスポンサープロダクトを通じて表示されている広告です。
PCでは商品検索ページの上下に、スマホ画面では一定の商品数ごとにスポンサープロダクトが広告として表示されます。
スポンサープロダクトの掲載にはお金はかかりますが、こうして検索表示の優先順位を強制的に上げることができるわけですね。
アマゾンスポンサープロダクトの使い方
広告を使うには「大口出店」であることが必須条件です
初めて使う際には申し込みが必要ですが、非常に簡単なので説明は省きます。
まずはセラーセントラルにログインし、「広告」から「セラー広告」を選びます。
続いて「キャンペーンの作成」という黄色のボタンをクリックします。
設定する項目
- キャンペーン名:自由に決めてください
- 1日の予算:後ほど説明します
- 開始日と終了日:デフォルトでは現在の日付から無制限になっています
- ターゲッティングの種類:今回はデフォルトの”オートターゲッティング”を使います。
- 広告グループ名:自由に決めてください
- 入札額:後ほど説明します
広告をかける商品の選び方
色やサイズのバリエーションがある場合は、一番売れ筋の商品を選択するのがいいでしょう。
もちろん他のバリエーションも広告に出せますが、費用がかかってしまいます。また、広告の結果は数値レポートに出力されますが、色んな商品をまとめて広告に出すと数字が見にくくなるので、基本的には1広告につき1商品にしておいたほうがいいでしょう。
入札額
スポンサープロダクトは1クリックについてお金が発生する仕組みでで、この入札額とはその最高単価です。
入札額が高いほど広告としての検索順位が上がります。他にも似た商品で広告をかけているセラーはたくさんいるため、検索上位の座を競り合っているようなイメージですね。
1日の予算
こちらは1日に使っていい金額の上限設定です。これを超えるとその日の広告はストップします。
Amazonからもっと予算を増やしましょうとメールがきますが、お金のかかることなのでよく考えて増やしましょう。キーワードの設定も大事
広告の検索順位を決定するのは入札額だけではありません。
通常の検索と同じように、キーワードの設定も大事です。普段からしっかりとSEO対策をしておきましょうね。
広告の成果を判断するACoSのデータ
出した広告は成果についてのデータが見れるようになります。
いろんなデータがありますが、「ACoS」という数字が非常に大事で、これは費用対効果を表します。これは広告経由の売上に対する広告費用の割合を示し、以下の式で計算されます。
[box class=”glay_box” title=”ACoSの計算式”]
[広告費用]÷[広告経由の売上]=ACoS[/box]
ですから低ければ低い方が良く、逆に100%の場合は売上が全て広告費にとられていると言えます。
スポンサープロダクトで得たデータは、エクセルにして細かく分析することが可能です。
そちらは時間や知識が要る作業ですので、WTAの特別講座で取り扱かっています。
Amazonスポンサープロダクト設定まとめ
スポンサープロダクトを使うと、売れ始めの商品でも上位に表示できます。
最初は上手に使いながら売上を伸ばし、実績ができて十分に検索順位が上がったら徐々に削減していきましょう。