国内販売ノウハウ

いまさら聞けない輸入の知識① アリババ・タオバオの上手な使い方

アリババとタオバオの違いと上手な使い方

中国輸入を始めよう!という時に、どこで仕入れをすればいいのか迷ったことはないですか?

中国から仕入れのできるサイトはいくつかありますが、今回は有名なアリババとタオバオについて比較していきます。

なお、タオバオもアリババも、アリババグループ(アリババ集団)が運営するショッピングサイトです。
それぞれ特徴を捉え、うまく使い分けることがポイントです。

タオバオの使い方

タオバオは、中国で現在、知名度、人気ともにナンバーワンのショッピングモールです。

今や、中国国内のEC市場の80%以上はタオバオが占めていると言われるほど、驚異的な市場規模です。

タオバオは中国だけでなく、日本やアジア各国、世界的にも利用者が増えています。

タオバオ(淘宝網)について


「タオバオ」とは「見つからない宝物、売れない宝物はない」という意味があり、その名の通りあらゆる種類の商品が販売されています。その掲載商品数は10億点以上、会員数は6億人を超えるといわれています。

BtoCのサイト

タオバオはどちらかというとBtoC(一般消費者向け)向けのショッピングモールです。
さらに個人での出店も可能です。Amazonとよく似た構造ですね。

1個から仕入れができる

購入の際に最低ロットがなく、1個からでも購入可能です。
中国国内の送料は無料に設定しているショップが多いのも特徴です。

※送料無料の商品には『包邮』と記載があります。

商品価格が高め

多くの商品は業者から仕入たものがそのまま販売されています。
その分は利益が上乗せされており、価格は割高である場合が多いです。

個人出品者が多い

個人で出店しているショップも多いため、商品の質が悪かったり、すぐ品切れになったりします。
無在庫販売をして所もあるので、販売業者としての質は少々落ちるようです。

アリババの使い方

アリババはおもにBtoBむけのECサイトと言えます。

その規模は、世界的に見るとAmazonにも負けていません。

それでは、アリババについて説明して行きます。

アリババ(阿里巴巴)について


アリババ(阿里巴巴)は中国のショッピングサイトですが、中国国内だけではなく、世界中から仕入れ業者が訪れる巨大卸売サイトです。

BtoBのサイト

タオバオはBtoC(一般消費者)向けですが、アリババはBtoB(業者向け)向けです。
そのため、アリババから商品を仕入れ、タオバオで販売しているショップ(業者)も数多くいます。

商品価格が高め

卸問屋や工場などの出店も多く、タオバオに比べて安価なのが特徴です。
本格的に販売を始める場合はアリババの方が適していると言えます。

注文ロット数が大きい

業購入の際にロット数が設定されていることが多く、それによって一個あたりの仕入れ単価も変わります。
最近では1個から購入できるショップも増えていますが、仕入れの際にはロット数を確認しましょう。

仕入れの際にチェックするべきポイント

タオバオ・アリババ共通していますが、注文した商品とは違うものが送られてくるなど、そのショップが信用できるかどうかは最低限チェックしておきたい所です。

稼働年数

ショップが開店してから今までの年数です。長ければ長いほど信用があると言えます。

ショップの取引額

取引額ごとにランクが決まっており、以下のマークで表示されます。
ダイヤや王冠のマークが多い方が信用度は高いと言えます。

直近の取引件数

たくさん取引されていればある程度信用できます。逆にこれが「0」の場合は何かしらの問題があるので避けたほうが無難です。

自分でわかりにくい場合は、輸入代行業者に確認してもらいましょう。

アリババ・タオバオの上手な使い方 まとめ

同じ商品でも、ショップによって商品の質が違うこともあります。
いくつかの店舗から仕入れしてみて、一番商品の質が所を選ぶのがもいいでしょう。

タオバオ・アリババそれぞれの特徴を捉え、あなたのビジネススタイルにあわせて仕入れ先を選んでください。

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