本日は“中国でのコロナの影響について”
という内容についてお伝えしていきます。
メルマガ読者の方の中にも
中国で商品を生産、仕入をしている方は
多いと思います。
物販オンライン大学でも多くの方は
中国で商品生産を行なっていますし、
スクールでもそのやり方をお伝えしている
のですが
数日前から上海の空港がコロナの影響を受けて
航空便が大幅減便になり、物流に影響が出ています。
※8/23時点
それに伴い、大幅な遅延と配送料の値上げが起きており
今月に入ってジリジリ上がっていた国際送料が
さらに上がってきている状況です。
とは言え、嘆いていても仕方ありませんので
対策をどうするか?というところにフォーカスして
いく必要があります。
方法としては
1.物流会社の変更
2.売価の変更
3.仕入れ先の国(商品)を変える(増やす)
あたりでしょうか。
1から3の順に大変になってきます。
1.に関してはOCSは値上げしてしますが
例えば中国流通王などはまだ安いようです。
とは言え、他の物流会社もいつ値上げするか
分からない状態ですのでとりあえず回避できる
可能性はありますが根本的な解決にはならない
かもしれませんね。
次に2.の売価変更です。
これも簡単にできますが、販売数が減ってしまう
可能性があります。
ただし、売価を上げることは決して悪いことではなく
販売数へ減るけど利益率が上がることで
結果として利益額が増えることもあります。
SEOを考えて販売数だけを追ってしまう方が多いのですが
本来の目的は利益額だと思いますので
売価を上げる事による販売数や利益額、在庫数を計算して
調整してみることをお勧めします。
特に物流の遅れによる長期の在庫切れは、Amazonにおいて
致命傷になりますので、せめて利益を確保するためにも
値上げというのは必要な選択肢になります。
3.仕入れ先に関してです。
既存商品の仕入れ先変更はなかなか大変ですので
中国以外での生産や仕入れの検討がお勧めです。
例えばタイは革製品が強いですし
ベトナムはアパレルの品質も良いものが多いです。
もちろん日本での商品開発も可能ですので
一度中国生産以外を念頭に置いた商品リサーチを
してみると良いと思います。
競合が強いですが、サプリメントや化粧品は
まさに日本生産が向いていますし
経営状態の悪化により、今までOEMを受けてくれなかった
サプライヤーが最近受けてくれるようになったり、
ネット業者お断りと言われていたメーカーに
代理店契約でOKをもらったという事例も何件か聞いて
おりますので、チャレンジされるのには良い機会かと思います。
どちらにしても、物流費の値上げは今後も
時々起こる可能性はあります。
一喜一憂しても仕方がありませんので
淡々と対策を講じていくためにも
建設的な考え方と柔軟な行動力で
ピンチをチャンスに変えていきましょう!
それではまた次回も一生懸命
お役に立てそうな情報を書いていきますので
ご覧いただけると嬉しいです。