今年も”独身の日”がやってきました。2017年のこの日はアリババが約1兆4000億円を売り上げましたが、今年はどうだったのでしょうか?
そもそも独身の日とは?
「独身の日」とは、毎年中国で行われている最大規模のインターネット販売セール期間です。11月11日がイベント日で、毎年凄まじい規模で商品が飛び交います。
中国の年間最大のインターネット通販セール「独身の日」が12日午前0時で終了した。中国電子商取引(EC)最大手のアリババ集団の取扱高は、過去最高の2135億元(約3兆5000億円)となり、前年比26%増えた。昨年の楽天のネット通販の取扱高(約3兆4千億円)を超える規模の取引を1日で達成した。中国の消費市場におけるアリババの存在感を改めて示した格好だ。
10日に閉幕した中国国際輸入博覧会で、習近平(シー・ジンピン)国家主席が今後15年間のモノとサービスの輸入額が40兆ドル(約4500兆円)を超えると表明した。アリババは呼応するように今後5年間で2000億ドル(約22兆6000億円)の輸入品を買いつける方針を明らかにした。
張CEOは「中国政府からアリババは大きなサポートを受けている」と謝意を示すとともに、中国が輸出から内需中心の経済に変化するなかで「アリババが重要な役割を果たす」と語った。
3兆5000億円ってどんな数字?
聞けば聞くほど驚きの数字ですが、身近なものと比べてみるとその凄さがよくわかります。
【日本の主要ECサイト 2017年売り上げ高(2018年5月17日 日本経済新聞より)】
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- アマゾン:1兆3000億円
- 楽天:9600億円
- Yahoo:6200億円
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すべて合計しても3兆円には届きません。
つまりアリババは、
なぜこんなにも売り上げが上がるのか?買っているのは中国人だけではない!
今ではアリババにも一般人が訪れますが、もともとここは卸売のサイトです。そのためこの独身の日に合わせ、世界中のバイヤーが発注を仕掛けます。
しかもバイヤーの発注は1個2個ではありません。数百〜数万個単位での発注になるので、金額も一般的な販売に比べて文字通り桁違いです。
こういった背景があるため、たったの1日で3兆を超す売り上げを出すことができるというわけです。
物販オンライン大学ではアリババで商品を出品・出店できる
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